■ テレビを何倍も楽しくする「Apple TV」
「Apple TV」は『テレビを何倍も楽しくする"魔法の箱"』です。
現在発売されているセットトップボックス(STB)の中でもデザイン・性能・価格を考えて、群を抜いてNo.1だと思います。
・でも、何ができるの?
・そもそも、セットトップボックス(STB)って何?
という方のために、今回の記事ではこれらを簡単に紹介します。
■ セットトップボックス(STB)って何?
セットトップボックス(STB)は、テレビに接続して地デジ、BS・CSなどを見たり、インターネットに接続して様々なコンテンツを視聴したりするための機器です。
ここ数年で若いユーザーのテレビ離れやスマホ普及がさらに進み、今回紹介する「Apple TV」、Amazonが発売する「Amazon Fire TV」など、インターネットやクラウドをベースに様々なコンテンツを楽しむための機器=STBというイメージが強くなっていると思います。
国内メーカーもテレビやBDなどと連携したSTBを発売していますが、自社ブランド製品内での利用が多く、あまり話題にならず、結局は価格面も含めてApple、AmazonなどがSTBの分野でもシェアを奪っていくんではないかという感じがします(個人的見解ですいません)。
■「Apple TV」で出来ること
「Apple TV」には、以下のアプリケーションがプリインストールされています。
iTunes ムービー | iTunes ミュージック | コンピュータ |
hulu | MLB.TV | NBA |
NHL | Bloomberg |
Red Bull TV |
予告編 |
KORTV |
iCloudフォト |
iMovie Theater |
Podcast |
YouTube |
Flickr |
Vimeo |
Qello |
ラジオ |
WSJ Live |
設定 |
上段は、iCloudをベースとしたAppleのサービスとなっており(初回にiTunesアカウントでのサインインを行なうことができる)、iTunesストアで購入・レンタルした音楽、映画や、iPhone・iPadで撮影した写真や動画などを大画面で楽しめるようになっています。
さらに嬉しいのは、Apple以外のサービスがプリインストールされていることです。
「YouTube」、「Vimeo」、さらには日本国内では日本テレビが運営を行なうこととなった「hulu」など、動画サービスを中心にアプリケーションが提供されています。その他、アメリカのメジャースポーツが好きな人には魅力的な「MLB.TV」「NBA」「NHL」の公式動画も楽しむことができます。
ちなみに私はhuluを契約していますが、ここ1年で日本のドラマ・映画を中心にコンテンツ数も増え、外出先でもスマホやタブレットで観ることができるので、とても便利です。
■ プレゼンにも使えます!
「Apple TV」は、効果的なプレゼンテーションを行なうためのツールとしても活用できます。
ポイントは "ミラーリング"!
テレビやプロジェクターに「Apple TV」をHDMIケーブルで接続し、同一のWi-Fi内にMacBookかiOS端末(iPhone、iPad)があれば、画面をミラーリング表示することができるんです。
例えば、お客様へのプレゼンテーション時に、iPadを活用している場合、iPadの画面を直接見せてプレゼンできるのは、せいぜい2名だと思います。しかし「Apple TV」にミラーリングすることで、大人数へのプレゼンもiPadで出来てしまうんです!
これまでのように、PCとプロジェクターをケーブルで接続する必要は一切ありません。一度、ミラーリングを使うと、正直、ケーブルがあるだけで古く感じてしまいます。
■ 高速回線があるとベター
個人的な意見ですが、高速回線はあった方が良いと思います。
私はお客様のプレゼンをおこなうために「Apple TV」を活用していますので、業務用の光回線に「Apple TV」をWi-Fi接続しています。
コンテンツを楽しむだけではなく、定期的に「Apple TV」自体のソフトウェアアップデートもあるため、個人宅で楽しみたい方は、光回線での利用がベストですが、最低でも下り速度が確保されているADSLやPocket Wi-Fiは必要です。スマートフォンのテザリングはさすがに厳しいです。
■ iPhone「Remote」アプリを活用しよう!
iPhoneをお持ちの方は、Appleの無料アプリ「Remote」をインストールしましょう。
「Apple TV」には小さなリモコンが同梱されており、基本はこのリモコンで操作するのですが、YouTubeの検索などで日本語の検索ができないなど、使いづらい点があります。
「Remote」アプリをインストールし、「Apple TV」と同じWi-Fiに接続をすると、iPhoneがリモコンになり、さらに日本語検索にも対応できるんです!
(左)iPhoneの画面自体がトラックパッドとなり、指でタッチするとテレビ画面の
「Apple TV」のメニューを操作することができます。
(右)YouTube検索画面。同梱のリモコンでは入力できない日本語が入力できます。
■ 9,800円(税別)は安い!
「Apple TV」のもう1つの優れた点は価格です。
これだけの機能を利用できるSTBが、たったの9,800円(税別)で購入できるというのは、やはり全世界でPC、スマートフォン、タブレットで大きなシェアを握るAppleだからこそ実現できるものだと思います。
HDMIケーブル
「Apple TV」にはHDMIケーブルは同梱されていないので、お持ちでない方は合わせて購入しましょう。
Appleの純正HDMIケーブルも発売されていますが、HDMIケーブルは値段も安くなっていますので、安いものを探しても良いと思います。
是非「Apple TV」をお試しください!
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